先日、いつもお世話になっているシンクタンクの研究員の方とお食事をさせていただきました。
そこで、長嶋が気になっていた「日本国債の金利が1%を割れたこと」について、長嶋の見立てが合っているのかどうか、次の質問をしてみました。 ・日本国債の金利が1%を割れた理由 ・日本国債の金利が1%を割れたことで、日本経済に与える影響
長嶋の見立ては、概ね合っているというお言葉をいただきました。
【日本国債の金利が1%を割れたのは、2003年以来のこと】
日本国債の金利が1%を割れたのは、2003年以来のことです。 2003年に何があったのかといえば、2003年5月にりそな銀行が国有化されました。
シンクタンクの研究員の方は、2003年当時と2010年現在の日本経済の状況を比較して、 ・今後の、日本国債の金利の見通し ・3~5年後の、日本経済の見通し ・長期的な視点(10年程度)での、日本経済の見通し をわかりやすく解説していただきました。
【2003年当時の日本経済と2010年現在の日本経済との違い】
2003年当時の日本経済と現在の日本経済の違いは、次のような点です。 (1)為替相場 ・2003年→1ドル120円前後 ・2010年→1ドル90円前後
(2)欧米諸国の経済 ・2003年→経済は堅調に推移 ・2010年→景気後退に陥っている
【2003年当時と同じ動きにはならない】
2003年当時、りそな銀行が国有化された後、日本国債の金利・株価・為替相場は、どのような動きをしたのでしょうか。 ・日本国債の金利→上昇 ・株価→上昇 ・為替相場→1ドル=112円前後まで円高に進む
現在の2010年の今後はどうなるのでしょうか。
シンクタンクの研究員の方は、2003年当時と同じ動きにはならないと予測をされています。 なぜ、同じ動きにはならないのか。 特に、現在の為替相場が1ドル=85円を突き抜ける円高まで進まない理由が、非常に興味深いお話でした。
【世間話としての日本経済の動向】
お客様とお話をしますと、多くの場合、日本経済の話題になります。 持っている株や投資信託が値下がりするのではないかと、気にされている方もおられます。 今後の日本はどうなるのか。
このような考え方もあるという意味で、今後もお客様に情報提供をしていきたいと思っています。
【参考ブログ】
・【資産運用】人民元切り上げはいつなのか?(2010/04/09)
・【資産運用】日本人個人投資家の人民元切り上げ投資(2010/04/14)
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