長嶋は、近畿税理士会芦屋支部に所属をしています。 この芦屋支部が創設30周年を迎え、記念式典と講演会が12/6に開催されました。
記念式典では、近畿税理士会芦屋支部30年の歩みが紹介されました。 講演会では、元読売テレビ解説委員長で現芦屋大学客員教授の辛坊治郎氏が演題「氾濫する情報―正しい判断に必要なこと」として講演されました。
この講演会は、市民の方にも告知され無料だったこともあり多くの市民の方が参加され、会場であった芦屋ルナホールの大会場は満席となりました。 税理士の数よりも市民の方の数の方が多かったのではないかと思います。
辛坊氏のお話はとても魅力的で引き込まれ、あっという間の1時間30分の講演でした。
【最高の結果を目指して、最悪の事態に備える】
「最高の結果を目指して、最悪の事態に備える」 この言葉が一番印象に残りました。
最高の結果を目指して、最悪の事態に備える。 実行することは非常に難しいことであるが、最悪の事態が起こったときは何らかの対応をしなければなりません。 もし最悪の事態が起こったとしても、運命を終えてはならない。 その次に起こることに備えることが最も重要である。
これは、長嶋が日ごろ考えていることを簡潔に表現する言葉です。 これまで適切な表現を見つけることができていなかったので、心の中にストンと落ちるものがありました。
【辛坊氏の主な講演内容】
辛坊氏の主な講演内容は次のようなものでした。
(1)現在の日本は、今までの常識がまったく通用しない世の中になってしまっている。 (2)現在の日本は、世論の力が大きくなっており、敵に回すと会社も政治家も潰される。 (3)私たちは、情報革命の時代を生きていることを自覚し、氾濫する「情報」について正しい判断をする必要がある。
世論を作るのは一人一人の「判断」です。 毎日、シャワーのように浴びている「氾濫する情報」。 この情報から、私たちは物事を判断しています。
もし、この「判断」が間違っていれば、世論も間違った方向に進んで行きます。 一人一人正しい判断をするためには、「情報」を正しく判断することが重要です。 ・誰が ・何を意図して ・どのような情報を流しているのか を詮索する必要があります。
結びとして、「日本の若者に教えてあげてください」として、講演を終えられました。 講演終了後、1分間ほど温かい拍手が止まりませんでした。
【スタッフとして運営に参加】
この日、長嶋の友人を講演会に招待しておりました。 長嶋はスタッフとして運営に参加していましたので、みなさんとは挨拶程度にしかお話できなかったのは残念でしたが、みなさん大変喜んでいたことに安心しました。
記念式典・講演会にスタッフとして参加したことで、普段経験できないような経験もできました。 この機会を与えてくださったことに大変感謝しています。
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