相続そのあと｜相続税を取り戻した事例

宮城県にお住まいの鈴木様（仮称）ご夫妻。土地やアパートなど多数お持ちの不動産オーナーさんで、毎年の所得税の確定申告を顧問税理士にお願いしていました。相続が発生したとき、相続税の申告をその顧問税理士に依頼。相続税の納税額はご夫婦で1億1,000万円。相続税を納める現金がなかったので、税理士に勧められ、相続税を分割払いすることができる「延納」という制度を利用。相続税1億1,000万円のうち、3,000万円を分割払いとしました。税金の分割払いですので、借金と同様に「利息」を支払う必要があります。その利率は年3％程度、この低金利のご時勢ではその負担はかなり大きなものとなりました。相続税の分割払いのためのお金は、アパートなどの家賃収入だけでは足りなかったので、毎月の生活費である「年金」からも支払っていました。鈴木様ご夫妻はとても社交的で、町内会の旅行や行事にも積極的に参加されておりました。相続が発生するまでは…
相続税を払うため、生活費である年金に手をつけなければならなくなり、それまで趣味にしておられた旅行などが一切できなくなりました。あれほど社交的な鈴木様ご夫妻でしたので、町内会のお友達からは「鈴木さん、ご病気されたの？最近、顔を見ないけど」と心配の声をかけられるほどでした…

私どもが、相続税の申告書を見させていただくと、大きな間違いを発見しました。それは、土地の評価が異常に高すぎるということに・・・早速、土地のある宮城県に飛び、土地のある現場の調査を開始。相続税を取り戻すため、税務署に提出する書類を１ヶ月ほどで作成。それから半年ほどが過ぎたある日…5,500万円の相続税が戻ってくることが判明！！

5,500万円もの相続税が戻ってくる。つまり、最初から3,000万円の相続税の分割払いをする必要がなかったのです。鈴木様ご夫婦は、大好きだった趣味の旅行なども我慢する必要がなかったのです。鈴木様ご夫婦は、涙を流しながら私どもに声をかけてくれました。「本当にありがとうございました、これで大好きだった旅行にも行けます。顧問税理士に悪いと思い、最初はあなた方にお願いするのをためらいましたが、今ではあなた方にお願いして本当によかったと思っています。」と…私どもも「本当によかった、鈴木様ご夫妻に喜んでいただけて」。そう思うと、私どもからも内から熱いものがこみ上げてくるのでした。このお仕事をしてよかったと思う最高の瞬間です。

（注）プライバシー保護のため、氏名・地名などは一部変更して記載しております。

埼玉県にお住まいの佐藤様（仮称）。田や畑を多数お持ちで農業を営んでおられます。相続が発生したとき、相続税の申告を知人の税理士に依頼。相続税の納税額は2億7,500万円、相続税を納める現金がなかったので、田や畑を手放し、相続税は現金で納められました。佐藤様の中では相続は「もう終わったもの」と思われていました。

私どもが、相続税の申告書を見させていただくと、大きな間違いを発見しました。それは、土地の評価が異常に高すぎるということに…それを佐藤様にお伝えしたところ「知人の税理士を信頼しているので大丈夫ですよ、もう終わったことですから。」とのお言葉でした。私どもは、「騙されたと思ってまかせてください」と佐藤様にお伝えすると、佐藤様は「そこまで言うならやってみて、ちょうど軽トラックが古くなっていたから買い換えようと思っていたところです。軽トラックが購入できることを期待します」と、半信半疑でまったく期待もしていないご様子でした。

早速、土地のある埼玉県に飛び、土地のある現場の調査を開始。相続税を取り戻すため、税務署に提出する書類を１ヶ月ほどで作成。それから半年ほどが過ぎたある日…5,600万円の相続税が戻ってくることが判明！！

佐藤様は本当に5,600万円も戻ってくるの！？と大きく驚いておられました。軽トラックが何台購入できるのか！？と大喜びでした。ちょうどその頃、佐藤様のご長男が結婚を控えておられましたので、その戻ってきた相続税5,600万円の中からマンションを購入し、ご長男へプレゼントされたそうです。佐藤様は恥ずかしそうに笑顔で私どもにお声をかけてくれました。「軽トラックが購入できればくらいに思っていたのに、長男のためにマンションも購入できました。最初はあなた方には何も期待していなかったのですが。」と…
このように何も期待されていなかったお客様へ「驚きと喜び」をお届けすることも、私どもにとってはまた違った喜びです。

（注）プライバシー保護のため、氏名・地名などは一部変更して記載しております。