相続税の相談、遺産相続の相談は相続税専門の長嶋佳明税理士事務所へ。兵庫県芦屋市・西宮市・神戸市に対応しています。

遺産相続税相談室|長嶋佳明税理士事務所
相続専門FPの税理士長嶋佳明が語る『お金』事情

【資産運用】新規に販売される投資信託は、顧客のお金が集まりやすい「旬なテーマ」

  • 2010/09/08

先日、長嶋のブログでもご紹介をしました、いつもお世話になっている香港の会長に東京でお会いしました。
→【資産運用】今、金(ゴールド)へ投資をするべきなのか(2010/08/13)

 

 

【今後の日本経済の行方】

香港の会長からたくさんのお話を伺いましたが、主な内容は次のようなものでした。
(1)2010年~2011年にかけての日本経済の予測
(2)現在の円高ドル安の方向性
(3)中長期的な日本経済の予測

金(ゴールド)への投資をお勧めしていない香港の会長ですが、現在注目をしているマーケットについて質問してみました。
それは、今、日本で売れ筋の良い投資信託とはまったく異なるマーケットでした。

 

 

【最近、売れ筋が良い日本の投資信託】

最近、売れ筋が良い日本の投資信託として、
(1)アメリカなどのハイイールド債
(2)ブラジルなどの新興国の債券
に投資し、通貨を豪ドル・ブラジルレアル・南アフリカランドなどに切り替えて利回りの上積みを目指す「通貨選択型」があります。

いずれも、低格付けのために利回りが高く、安定・安全を重視する方にとってはお勧めできる投資信託ではありません。
アメリカなどのハイイールド債にいたっては、投資不適格の債券(ジャンク債)であり、ギリシャ国債と同じ格付け以下のものに投資されているのが現実です。

 

 

【新規に販売される投資信託は、顧客のお金が集まりやすい「旬なテーマ」】

最近、注目されているのはインドネシアです。
インドネシアの高い経済成長率が主な理由です。

しかし、新規に販売される投資信託は、顧客のお金が集まりやすい「旬なテーマ」が多くなる傾向にあります。
つまり、既に人気となっており、残念ながら高値にあるものに投資をすることになりがちです。

次々に新しい投資信託が販売され、資金が移っていく結果、日本では長く安定して運用している投資信託が少ないのが現実です。
投資信託を購入する際には「投資信託は長期で運用しましょう」と勧められます。
ところが、新しい投資信託が販売されますとまた投資信託の勧誘があるのは、矛盾しているような気がします。

 

 

【世間話としての資産運用】

お客様とお話をしますと、多くの場合、資産運用の話題になります。
・日本国債に投資をしても、金利が1%付くかどうか
・定期預金にしていても、金利はほぼ0%
であることから、少しでも有利な資産運用先に興味があるのだと思います。

お客様の中には、「通貨選択型」の投資信託に投資をされている方もおられます。
このような考え方もあるという意味で、今後もお客様に情報提供をしていきたいと思っています。

お問い合わせ
プロフィール メディア取材・掲載情報

相続これから
相続対策の考え方
遺産分割の考え方
争続となる事例
生前贈与の活用
遺言書の存在が争いの素に
相続こまった
相続手続一覧
遺産分割の工夫
相続そのあと
税務調査
相続税を取り戻した事例
ご契約後の流れ
報酬について
相続税の実情
税理士の選び方
相続専門FPの税理士長嶋佳明が語る相続事情
遺産相続、老後の年金・医療、生命保険、住宅ローンなど、皆様の生活に密着するおトクな情報を発信するブログです。

HOME事務所理念事務所案内業務内容お問い合わせサイトマップリンク集ブログ

遺産相続税相談室|長嶋佳明税理士事務所

copyright © 2007 All rights reserved 遺産相続税相談室(兵庫県芦屋市)