先日、シンガポールの永住権をお持ちの方から、遺産相続税のご相談がありました。
【ご相談者様がお困りになられていたこと】
お話を伺うと、ご相談者様がお困りになられていたことは、次の3つのことでした。 (1)日本の相続税を減らす方法を知りたい (2)日本の遺産相続の手続きを簡素化したい (3)有利な資産運用の方法を知りたい
【一番面倒なことは、遺産相続の手続き】
一般的な遺産相続の手続きで、手間暇がかかるものの一つとして、相続財産の名義変更の手続きが挙げられると思います。 例えば、預金の場合、各金融機関に出向き、各金融機関で用意される書類に必要事項を記入し、名義変更の手続きをする必要があります。 日本で生活されている方でも、これらの遺産相続の手続きは大変だと思います。
ご相談者様の場合、シンガポールで生活されているので、そもそも日本に頻繁に足を運ぶことができません。 金融機関の数が多ければ多いほど、遺産相続の手続きが面倒になりますので、事前に整理できるものがあれば、整理をしておくべきだと思います。
【相続税を減らす方法・有利な資産運用の方法は、ご相談者様のご希望次第】
・日本の相続税を減らす方法 ・有利な資産運用の方法 は、いずれも「方法論」にしかすぎません。
そのやり方は、無数にあります。 その無数にある方法論の中で、ご相談者様の価値観やご希望に合う方法は、ほんのわずかだと思います。
まず、ご相談者様のご希望や価値観を理解し、ご相談者様と相談しながら、ご相談者様に最も合う方法を探っていきたいと思っています。
【お客様が世界中のどこに行こうとも、お手伝いさせていただきます】
ご相談者様は、シンガポールで生活をされる前は、ヨーロッパにお住まいだったそうです。 今後、仕事の関係で生活の拠点がシンガポール以外の国になることも十分予想されます。
長嶋は、スイスのプライベートバンクとお付き合いさせていただいていますので、プライベートバンクを通じて各国の弁護士や会計士などの専門家をご紹介することも十分に可能です。 このように、お客様が世界中のどこへ行こうとも、お手伝いをさせていただきます。
【参考ブログ】
・【アメリカ相続税(遺産税)】グリーンカード(green card)保持者からの遺産相続のご相談(2009/10/26)
・スイスのプライベートバンカーから情報収集:国際的な脱税を相互監視(2010/02/27)
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