先日、次のような遺産相続に関するご相談がありましたのでご紹介します。
なお、家族構成などその他の内容について、実際のものに修正を加えています。
【ご相談内容】
海外でビジネスをしていた父が昨年亡くなりました。
日本の遺産相続の手続きで、高額な相続税を納めることになり頭を悩ませています。
長嶋さんのブログに「スイス銀行」に関することが書かれてありました。
スイスの銀行に口座を開くことはできるのでしょうか?
【スイスだけでなく、香港・シンガポールでも・・・】
スイスの銀行に口座を開設することはできます。
長嶋事務所では、スイスの銀行に口座開設をするルートを持っております。
スイスのプライベートバンカーが長嶋事務所に訪問するほど良好な関係を築いております。
こちらに関しまして、長嶋のブログにてご確認お願いします。
また、スイスだけでなく、香港・シンガポールでもプライベートバンクの口座開設ができることを申し添えます。
スイスは遠いので、日本から比較的近い香港・シンガポールで十分とお考えになる方もいらっしゃいます。
【プライベートバンクは脱税目的で利用するものではありません】
プライベートバンクは、その秘匿性から脱税目的に利用しようと考える方もおられます。
もちろんのこと、脱税を目的として利用するものではありません。
したがいまして、口座開設時に口座開設の目的は必ずお聞きしています。
このようなことから、
・確実に所得税の確定申告をする
・確実に相続税の確定申告をする
というスタンスをお忘れのないようお願いします。
【プライベートバンク口座開設は原則として紹介です】
プライベートバンクはその秘匿性から犯罪に絡む資金が流れてくることもありえます。
仮に、犯罪に絡む口座がある場合、裁判所の命令により、口座情報を開示しなければなりません。
「秘匿性を保持する」という前提のプライベートバンクですので、その口座情報が開示されたとなれば大事件となり、プライベートバンクの信用はなくなります。
したがいまして、新規口座開設については、確固たる人物からの紹介に限定することで、リスクをヘッジしています。
紹介なしにスイスの銀行に直接出向いたとしても、ドアを開けてくれませんので、ご注意ください。
ご相談者様と長嶋はまだ面識がございませんので、詳細な説明はできかねます。
もし、プライベートバンクについての情報がご入り用でしたら、直接お問い合わせいただきますようお願いいたします。
プライベートバンクの口座開設につきましては、コンサルタントと称する方もなさっています。
長嶋は、税理士という職業上の立場から、悪質なことは一切行っておりませんこと、申し添えます。
【長嶋がプライベートバンクをお勧めする理由】
プライベートバンクを利用しますと、投資先が非常に広がります。
そのため、資産運用の一つの手段として非常に有効だと考えています。
日本に住んでおりますと「日本人は投資不可」という投資先がありますが、プライベートバンクを経由すると投資することができます。
経済が混乱している昨今においても、一年間の運用成績が20%を超える海外ファンドもあります。
日本の銀行や証券会社や生命保険会社などで簡単に買えてしまう商品は、銀行などが儲かる仕組みになっていて、損を被るのは投資家(お客様)自身だと常々思っています。
このようなことから、お客様を守るため、一般的に入手困難な情報を提供することもお客様サービスだと考えています。