先日、次のような遺産相続に関するご相談がありましたのでご紹介します。 なお、家族構成などその他の内容について、実際のものに修正を加えています。
【家族構成(相続人)】
ご相談者(Aさん)、兄、姉(相続放棄)
【ご相談内容】
姉が相続の放棄をしました。 相続税を計算するときの「基礎控除」の金額は、少なくなってしまうのでしょうか?
【相続税の基礎控除は少なくなりません】
相続税の基礎控除は、相続税の非課税枠を計算するものです。 その計算式は、「5000万円+1000万円×法定相続人の数」です。 ここでの「法定相続人の数」は、相続の放棄をしたかどうかは考慮しません。 したがいまして、相続税の基礎控除は少なくなりませんので、法定相続人の数は3人となります。
なお、相続税の基礎控除は、「5000万円+1000万円×3人(法定相続人の数)」=8000万円となります。
HOME|事務所理念|事務所案内|業務内容|お問い合わせ|サイトマップ|リンク集|ブログ
copyright © 2007 All rights reserved 遺産相続税相談室(兵庫県芦屋市)