最近、お客様より相続に関するご相談だけでなく、プライベートのご相談も多く頂戴しています。 特に多いのが「教育資金」についてです。
・子供さんが小学校に入学した ・お孫さんが生まれた など、教育資金に敏感になる年代の方々からのご相談です。
【一般的な教育資金の準備の仕方】
一般的なFP(ファイナンシャルプランナー)が教育資金の準備の方法として次のようなお話をします。
(1)貯金をする (2)学資保険・こども保険を利用 (3)投資信託・株式などで運用
(1)貯金をする
普通預金に預けていても0.04%、一年物定期預金に預けていても0.25%(平成20年12月22日現在)の金利しかつきません。 教育費は年々高騰傾向にあるので、これらの金利では高騰部分さえもカバーできません。 つまり、元本割れを起こしているのと同じだと言えます。
(2)学資保険・こども保険を利用
最も運用利回りが良いとされている「ソニー生命」を利用したとしても、年利1%程度。 仮に、子供さんが0歳のときに100万円を預けたとしても、18歳のときに110万円程度。 18年預けて10万円が増える程度です。 貯金をするよりもまだマシという程度です。
また、郵便局を利用しますと、元本割れを起こす可能性が高いです。 仮に、18歳のときの満期金を100万円とすると、100万円を受け取るために支払う保険料は110万円など元本割れを起こすこともあります。 死亡保障などの生命保険の機能が付いていますので元本割れを起こすことは致し方ないところですが、教育資金を準備するという意味では不向きであると思われます。
(3)投資信託・株式などで運用
投資信託や株式などでうまく運用できれば、元本は大幅に増えます。 ただ、現在のように金融危機などが起きたとき、元本は半分以下になってしまうこともあります。 リターンを求めるのであれば、それなりのリスクを取る必要があります。 「将来の子供のための教育費」という使い道ですので、元本割れの可能性は極力排除したいところだと思います。
つまりは、いずれの方法も根本的な家計の解決にはなっていないことがわかります。
(1)~(3)で準備できなければ、奨学金や教育ローンの利用という方法もあります。
【もっと他に良い教育資金の準備の方法はないのか!?】
もっと他に良い教育資金の準備の方法として、長嶋は次のようなことをお話させていただいています。
仮に、子供さんが0歳のときに100万円を預けるとすれば、18歳のとき400万円程度に増えるという商品があります。
単純に、18年間で300万円増えます。 学資保険・こども保険では、わずか10万円増えるだけでした。 リターンが大きいからといって、リスクが高いとイメージされるかもしれませんが、元本はほぼ確保されています。
今後も一般的な誰もが知っている情報ではなく、本当にお客様のために役立つ希少価値の高い情報を提供していきたいと考えています。
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