先日、相続税の申告書の作成のご依頼をいただいたお客様にお会いしてきました。 相続税についてお客様からご相談があったのは、次の2点でした。 (1)相続税がかかることはわかっているが、具体的にいくら相続税がかかるのかわからない (2)神戸市内にある土地の評価がどれくらいになるのか気になっている
【相続税がこんなにかかるとは思わなかった】
お客様は、相続税がどれくらいかかるのか?を今まで計算されたことがなかったそうです。 そこで、お客様のお話から相続税の大雑把な概算額を電卓をたたいてその場で計算してみました。
お客様から次のようなお言葉がありました。 「こんなに相続税がかかるとは思わなかった」
幸いにも、相続財産の中に相続税を払えるだけの預貯金がありましたので、相続税を現金で払うことができます。 しかし、せっかく貯金されてこられた預金の大半が相続税で消えることには変わりありません。 本当にこれで良いのか、今後相続税対策が必要かもしれません。
【神戸市の土地がそんなに価値があるはずがない】
お客様は、神戸市内に複数の不動産をお持ちでした。 これらの不動産の価値がどれくらいになるのか?を心配されておられました。
不動産に関する資料を確認して、大雑把な土地の相続税評価額を電卓をたたいてその場で計算してみました。
お客様から次のようなお言葉がありました。 「あの土地がそんなに価値があるとは思えない」
お客様から神戸市内の土地について、詳しいお話を伺いました。 確かに、お客様のおっしゃることを考慮すると、これほど土地の相続税評価額が高額になるとは思えません。 そこで税理士長嶋は、後日神戸市内の土地を実際に見に行くことにしました。
税理士長嶋の直感では、路線価で評価した土地の相続税評価額から2割から3割程度下げられると思います。
相続税専門の税理士は、必ず土地の現地を確認します。 土地の評価は机上でするものではありません、現地を見ることから始ります。 相続税の申告をお願いする税理士さんが相続税に詳しいかどうかを判断する場合、土地を実際に見に行くかどうかは大きなポイントになると思います。
【遺産相続税相談参考ブログ】
・遺産相続を工夫して相続税を1000万円節税する【神戸・芦屋・西宮】(2012/02/12)
・【相続税申告書作成】土地評価を路線価よりも2割ほど下げられそうです(2009/12/25)
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