11/10のブログでお伝えしました「相続税は増税せず!?」 について。 2009年度の税制改正では相続税の増税はしないが、中期的には増税されることは間違いないようです。
(産経新聞11/14 ) 高所得者層の税負担アップ 自民党税調が検討
自民党税制調査会(津島雄二会長)は13日、小委員会を開き、将来の消費税を含む税体系の抜本改革の道筋を示す「中期プログラム」をめぐり、高所得者層の税負担を重くする検討を始めた。消費税率を引き上げると低所得者層ほど負担感が増すためで、所得税の最高税率の引き上げなどが浮上している。 所得税率は課税所得額に応じて5~40%の6段階になっているが、最高税率を引き上げるなどで、収入が多い人ほど税負担が増す累進性を強める方向だ。また低所得者層への消費税の軽減措置も検討する。 このほか、相続税の基礎控除額(5000万円と法定相続人1人につき1000万円)の削減も検討課題になるとみられる。法人課税は引き下げの方向で検討される見通しだ。 党税調は、消費税率の引き上げに合わせて個人の所得課税、資産、法人税を全体的に見直す。
【消費税引き上げ+所得税引き上げ=大増税!?】
「消費税率を引き上げると低所得者層ほど負担感が増すためで、所得税の最高税率の引き上げなどが浮上・・・」 消費税を引き上げる代わりに、所得税を減税しましょうというお話にはならないそうです・・・ 高所得者層の方にとっては、これからの大増税時代にどう対応していくのかが課題になりそうです。
【相続税はやはり増税!!】
相続税の非課税枠(5000万円+1000万円×法定相続人の数)の削減が検討されるようです。 この相続税の非課税枠が削減されますと・・・ 今まで相続税が課税されなかった方が課税されることになります。 低所得者層の方ほど相続税の負担が重くなるように思います。
相続税に関して言えば、高所得者層・低所得者層に関係なく増税になることは間違いないようです。
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