スイスの大手金融グループ、クレディ・スイスは年内にも富裕層向け金融事業に参入するそうです。 具体的には、金融庁への登録が完了してからの業務開始となります。 クレディ・スイスは日本で投資銀行業務、アセットマネジメント業務を既に手掛けており、このプライベートバンキング事業への参入で、日本で中核的な3事業をすべて展開することになります。
【主な金融機関のプライベートバンキング事業】
【ライブドアのフジテレビ買収に関わっていたのはクレディ・スイス】
ライブドアのニッポン放送株購入→フジテレビ買収へと動いたニュースは世間を大きく騒がせましたが、 このフジテレビ買収に関与していたのがクレディ・スイスです。 ペーパーカンパニー・投資事業組合などを利用した錬金術を指南したのは、クレディ・スイス香港支店だったようです。
クレディ・スイスが積極的にこうしたブラックマネーに関与していたということではなく、裏を返せば「顧客の頼みは何でもしてくれる」ことを意味すると思います。 つまり、プライベートバンキングとの付き合い方は顧客である「皆様方次第」ということだと思います。
(日本経済新聞:7/11 ) 富裕層向け金融、欧州勢が攻勢 クレディ・スイス参入
スイスの大手金融グループ、クレディ・スイスは年内にも富裕層向け金融事業に参入する。対象とするのは10億円以上の金融資産を持つ個人。同事業では豊富な金融ノウハウを売り物に欧州勢が日本でのシェアを拡大している。大手銀や証券も富裕層の取り込みを強化しており、競争が一段と激しくなりそうだ。
富裕層向けの金融事業はプライベートバンキング(PB)と呼ばれている。外資系は米国のサブプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱で投資銀行業務の収益が落ち込むなか、安定的な手数料が期待できるPBに力を入れている。
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