かんぽ生命が、生命保険の保険料を集金ではなく金融機関の口座引き落としに変更するようです。
ただ、この変更は強制ではないようで、お願いすれば今まで通り集金をしてくれます。
【変更による影響は?】
<郵便局のメリット>
・郵便局職員が現金を直接扱わなくなるので、紛失や横領などのトラブルを防ぐことができる。
・集金作業がなくなるので、郵便局の営業職員が増える。
<私たちのデメリット>
・今まで集金に来ていた郵便局の職員は、今までは集金しかしたことがなく営業経験もありません。
もちろんのこと、生命保険や投資信託の知識もありませんし、営業ノルマもありませんでした。
そんな方が営業担当になるということは、よくわからない保険や投資信託の勧誘が多くなりそうです。
ノルマを達成しないといけませんから・・・
【郵便局職員にもノルマがあります!】
長嶋の友人に郵便局勤務の方がいらっしゃいます。
友人は郵政民営化前から勤務していますが、民営化が決まってから販売のノルマが厳しくなっていると言います。
【販売のノルマとは?】
郵便局で販売されている生命保険だけでなく、投資信託なども件数・金額などの販売ノルマがあるそうです。
【ノルマがあるとはどういうことか?】
要するに、郵便局も一般の銀行や生命保険会社そして証券会社などと同じになったということです。
高齢の方には「郵便局の職員さんは親切だから安心」と思われている方が非常に多いと思います。
これからの時代、そんなことはありません。
郵便局も大きく変わってしまったのです・・・
(日本経済新聞2/5) かんぽ生命、保険料の集金業務を原則廃止
郵政民営化で誕生したかんぽ生命保険は保険料の集金業務を原則廃止する方針だ。三菱UFJニコスと提携し全国の金融機関の口座から保険料を引き落とせるようにするほか、カード決済も使えるようにする。これまで山間地から離島までくまなく集金をしてきたが、これらの職員を新たな保険獲得の営業担当にして経営効率を高める。
保険料の口座引き落としは、三菱UFJニコスが収納代行業務として手掛ける決済ネットワークを利用する。これまでは同じ日本郵政グループのゆうちょ銀行、三菱東京UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、横浜銀行からしか引き落とせなかった。今回の提携で銀行、信用金庫、信用組合など全国1000ほどの金融機関の口座から引き落とせるようになる。
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