社会保険庁から送られている「ねんきん特別便」。
既に送付している70万通について、もう一度送付するそうです。
【何でやり直しなの?】
ねんきん特別便を受け取った方が書類を見ても自分の年金記録漏れに気付かないからだそうです。
社会保険庁が、ねんきん特別便で「訂正なし」と答えた方に電話確認をしたところ、44.3%の方に年金記録漏れが見つかったのが理由だそうです。
【何で年金記録漏れに気付かないの?】
社会保険庁には、ねんきん特別便を受け取った方の勤務先などがわかるヒントを教えないというルールがあったようです。
年金の不正受給を防ぐためという理由らしいですが・・・
いつまでお役所仕事をしているんでしょう???
というのが個人的な感想です。
【ねんきん特別便について再確認してみましょう】
私のブログの12/4の記事にねんきん特別便のお話があります。
コチラを参考にいただけたらと思います。
↓
http://www.souzoku-fp.com/blog/archives/498
【やり直し費用2億円は誰が負担するの?】
国民の負担にはならないようですが、元々は国民が負担した保険料ですので・・・
これに関しても上の12/4のブログ記事でお話をしています。
よろしければ12/4のブログにお立ち寄りいただけたらと思います。
(日本経済新聞1/23) ねんきん特別便、70万通を再送付・厚労相方針
舛添要一厚生労働相は22日、誰のものか分からない「宙に浮く年金記録」の持ち主とみられる人に送る「ねんきん特別便」の内容を全面的に見直し、送付済 みの約70万通はすべて送り直す方針を明らかにした。社会保険庁は記録漏れの可能性が高い人を優先して特別便を送っている。だが書類を見ても自分の年金記 録漏れに気づかない事例が多発しているため。
特別便にはどんな年金記録が漏れているのかは書かれていない。全国の社会保険事務所などに問い合わせても勤務先などが分かるヒントを教えない仕組 みになっていた。不正受給を防ぐためだが、特別便を受け取った人は自分の過去の勤務先などを正確に思い出さない限り、「宙に浮く年金記録」は自分の年金記 録にならない。
新しい特別便では、加入者それぞれが自らの空白期間が見つけやすくなるように説明書類を書き直す。例えば、年金記録が不自然な形で中断されている ケースなど宙に浮いた年金記録の例を複数示し、自分に届いた特別便で記録漏れをみつけやすくする。再送付には2億円程度かかる見通し。
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