今日、新テロ特措法が成立しました。
参議院で法案が否決されたものが、衆議院で再可決されたのは57年ぶりで歴史的なことだそうです。
これと同じような現象が3月以降多くなるかもしれません。
その一つとして、4月からガソリンが安くなるかもしれません。
【一リットルあたりいくら安くなるの?】
・ガソリン→約25円
・軽油→約17円
今、レギュラーガソリンが150円前後ですので、4月から125円前後になるかもしれません。
【何で安くなるの?】
ガソリンの税金を定めている法律が3月で期限切れになってしまうためです。
【期限切れは延長されないの?】
自民党を中心とする与党は、延長する方向です。
民主党を中心とする野党は、延長に反対しています。
民主党が反対すれば、3月までに延長を決定できない可能性が高いです。
【今年に限っては民主党の発言力が強いです!】
先の参議院選挙で与党が敗北して、野党が過半数の議席を獲得しています。
3月までに延長を決定できないかもしれない原因は、いわゆる「ねじれ国会」です。
法律の改正の方法は次の流れで行われます。
(1)衆議院で可決
↓
(2)参議院で否決
(3)両院協議会でも合意できない(合意できないのが通常)
(4)衆議院へ戻されて、2/3以上の賛成で可決
今日、(4)が57年ぶりに行われました。
【ガソリンが安くなることは良いことばかりではない!?】
4月からガソリンが安くなれば、多くの方がガソリンスタンドに行列を作ると思います。
その間、経済がストップして大混乱になるかもしれません。
トイレットペーパーなどが取り合いになった「石油ショック」のような状態になるかもしれません。
【今後の動きに注目です!】
ガソリンが安くなれば、食料品なども値上げせずに済むかもしれません。
このガソリンの動向は、私たちの生活に非常に密着するものですので、今後の国会の運営に注目です。
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