先日、与党の2008年度の税制改正大綱がまとまりました。
身近な改正内容をお伝えしていきたいと思います。
<省エネ住宅にリフォームすると税金が戻ってきます>
【みなさまのメリット!】
(1)住宅ローンを組んで省エネ住宅にリフォームをすると、所得税が戻ってきます。
(2)省エネ住宅のリフォームをすると、固定資産税が安くなります。
【税金以外のメリット!】
(1)省エネ住宅になりますので、毎月の水道光熱費の節約になり、家計が助かります。
(2)「環境に優しくする」という、ある意味社会貢献につながると思います。
【どれくらいのメリットがあるの?】
(1)所得税が合計最大60万円戻ってきます。
住宅ローンの年末残高(最高200万円)の2%が5年間、所得税が戻ってきます。
年間最大4万円戻ってきますので、5年間で最大20万円の所得税が戻ってきます。
省エネ以外のリフォームにも減税されますので、それも含めると最大60万円の所得税が戻ってきます。
(2)固定資産税が1/3安くなります。
省エネリフォームが終わった翌年に限りますが、固定資産税が1/3安くなります。
【私見のメリット】
今の制度にもあります、高齢者や障害者向けの手すりの取り付けや段差をなくす「バリアフリーリフォーム減税」。
介護保険から補助金が出ていますし、市町村によっては別に補助金が出されています。
同じように省エネリフォーム減税にも補助金が出るかもしれません。
今後の動きに注目です。
【減税制度を利用するときに注意】
(1)この省エネリフォーム減税制度は、今の住宅ローン減税制度とどちらかを選択します。
住宅ローンの組み方によって、有利不利が出てくるので要注意です。
(2)所得税の減税制度を受けるには、建築士の証明書を準備して確定申告が必要ですので、少々面倒です。
(3)固定資産税の減税を受けるには、市町村へ申請が必要です。
【要するに申請が必要です】
減税制度を受けるには、税務署や市町村へ自分で申請しないといけません。
このことを知っている人と知らない人では、大きな違いです。
【そもそも減税制度ができた理由は?】
環境問題・省エネルギーなどの促進を税制面からサポートするために作られました。
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