私、長嶋が芦屋に事務所を移転して5ヶ月が過ぎようとしています。
一昨日、事務所見学会を兼ねた一足早い忘年会を内輪で開きました。
事務所見学会に参加いただいたのは、
・税理士のOさん
・測量士のOさん
・社会保険労務士のSさん
の3人です。
行政書士のKさんも参加予定でしたが、仕事の都合でキャンセルとなりました。
みなさん、仕事仲間としてお付き合いいただいている方ばかりです。
相続を扱う仕事では、これらの専門家の方の協力が不可欠です。
それぞれの資格の方が、どのような仕事をされているのかご紹介したいと思います。
【税理士】
簡単に言いますと、税金のプロです。
税理士にも会社の税金が得意な人、私のように個人の税金(相続)が得意な人など、それぞれ専門分野があります。
みなさんが税理士さんにお会いする機会があれば質問してみてください。
「ご専門は何ですか?」と。
「何でもできます」と答える税理士は「何もできない」と自分で言っているようなものです。
医者でも内科・外科・小児科など専門分野に分かれているのです。
税理士は税金のことなら何でも知っていると考えるのは大きな間違いだと思います。
【測量士】
あまりなじみのない資格だと思いますが、国や公共団体からの依頼で測量をすることが多い職業です。「とてつもなく広い土地(10万㎡など)」を測量 するイメージです。私たちの生活に直接関わる機会は少ない職業かもしれません。この測量士という職業とよく似た職業に「土地家屋調査士」という職業があり ます。この測量士さんは土地家屋調査士さんと一緒に仕事をしていますので、それぞれのノウハウを活用して相続の現場において、活躍していただいています。
【社会保険労務士】
年金問題で一躍有名となった社会保険労務士、年金のプロです。
年金といっても次の3種類があります。
・老後の生活のための年金
・障害などで働けなくなったときの、生活のための年金
・ご家族がお亡くなりになり、残された家族の生活のための年金
みなさんのお給料から天引きされている健康保険や年金には、このような特典がこの他にもたくさんついています。
このように、健康保険や年金についてわからないとき、社会保険労務士さんが活躍されます。
【行政書士】
官公庁に提出する法的な書類を作成する専門家です。
マンガ「カバチタレ!」がドラマ化され有名になりました。
相続の現場では、遺産を相続人に分けるときに必要な「遺産分割協議書」を作成します。
税理士は作成することができません。
作成できるのは、弁護士や行政書士など限られた方です。
もし税理士がこの遺産分割協議書を作成しそうなとき、質問してみてください。
「行政書士の資格をお持ちですか?法律違反ですよね?」と・・・
HOME|事務所理念|事務所案内|業務内容|お問い合わせ|サイトマップ|リンク集|ブログ
copyright © 2007 All rights reserved 遺産相続税相談室(兵庫県芦屋市)