先日、相続税の申告書の作成の依頼をいただいたお客様のご自宅に訪問してきました。 お客様のお仕事の都合により、土曜日・日曜日・祝日がご希望とのことでしたので週末の訪問となりました。
今回訪問した一番の目的は、相続税の概算を報告することでした。
【相続税がいくらかかるのかわからない】
お客様は、 ・遺産の総額がどれくらいあるのか? ・相続税がいくらくらいかかるのか? など、まったく把握されていませんでした。
まずは、大枠を把握していただかないと今後の話が進められないと思いましたので、大雑把な遺産の総額と相続税の概算を報告してきました。
【相続税は遺産相続により大きく変わる】
お客様のお気持ちの中では、遺産相続については既に決められていました。 つまり、どの相続人がその財産を相続するか、ということです。
とは言っても、相続税が多い少ないということも無視はできないようです。 そのため、「相続税は遺産相続の仕方により変わる」というお話をさせていただきました。
なぜなら、一度決めてしまった遺産相続は基本的にはやり直しをすることができないからです。 そのため、遺産相続に関しては慎重に考えた方が良い旨をお客様にお伝えしました。
【相続税の試算を改めて報告】
遺産相続と相続税はセットであることをお客様にお伝えし、税理士長嶋から次のような提案をさせていただきました。
「遺産相続のパターンをいくつか考えてきますので、その結果の相続税がどれくらい異なるのか確認してみましょう」
税理士長嶋は、いつもお客様に具体的な数字を見ていただくようにしています。 理屈だけではわからない部分があり、数字を見たほうが現実的な話としてピンとくるからです。 次回訪問させていただくときには、遺産相続の仕方により相続税がどれくらい異なるのかの報告をしたいと思っています。
こちらのお客様とお会いするのは年内最後でしたので、ご挨拶もあわせてしてきました。 お客様と初めてお会いしてから数ヶ月になりますが「時間が過ぎるのはアッという間ですね」とお互いに目を合わせました。
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