昨年、相続税の申告書の作成をさせていただいたお客様から、先日ご連絡がありました。 家族のように接していただきましたので、久々に連絡があり嬉しい気持ちでいっぱいでした。
詳しいお話を伺うと、国民健康保険や住民税などのご相談でした。 また、証券会社からブラジルの債券の購入を勧められているのでどう思うか、意見を聞かせてほしいとのことでした。
【国民健康保険・住民税のご相談】
国民健康保険と住民税については、毎年7月頃に通知書が届き、保険料や税金を納める仕組みになっています。 お客様は、昨年まではそれを気に留めることなく、通知書が届けばそのままお支払いされていたそうです。
ところが、今年の通知書を見ると、昨年よりも大幅に金額が変わっていることに気づかれました。 役所に金額が変わっている理由を問い合わせてもよくわからなかったとのことでした。
【国民健康保険と住民税の仕組み】
国民健康保険と住民税は、所得税で確定申告されたものをベースに計算されますが、その計算方法はそれぞれ異なります。 つまり、国民健康保険と住民税は、所得税の計算方法とも異なるとも言えます。
そこで、 ・所得税 ・国民健康保険 ・住民税 について、それぞれの違いを中心に説明させていただきました。
【ブラジルの債券を購入しても利益はほとんど出ない】
遺産相続があったご家庭には、その後金融機関からの勧誘が多くなる傾向にあります。 投資をされたことがない方も多く、注意が必要となります。
お客様のお話によると、証券会社から「年利8.4%も利息が付く金融商品は今の日本ではありません」とブラジルの債券購入を勧誘されているとのことでした。 ブラジルの債券について、お客様から意見を求められましたので、税理士長嶋は次のようにお答えしました。
「8.4%の利息が付いても、ほとんど利益が出ません」
お客様は、8.4%の利息が付くのになぜ利益が出ないのか? とても不思議に思われたようです。 そこで税理士長嶋は、なぜブラジルの債券を購入しても利益がでないのかをお客様にご説明しました。
お客様は驚いた表情をされていましたが、その理由を十分にご理解されました。
【お客様からのご要望はできる限りお応えする】
お客様がお困りになる事は、何も遺産相続や相続税のことだけではありません。
遺産相続や相続税のことよりも、むしろ日常的なことである ・所得税 ・国民健康保険 ・住民税 ・資産運用 などのほうが身近である場合が多いです。
税理士長嶋は、お客様からのご要望はできる限りお応えするというスタンスで今後もお手伝いをしていきます。
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