相続税の脱税について、大阪国税局が大阪地検に告発した報道がなされました。
(MSN産経ニュース:2011/5/27) 金庫に遺産5億円隠し2億円脱税 大阪国税、寝具会社役員を告発
夫の遺産約4億9200万円を金庫に隠し、相続税約2億1100万円を脱税したとして、大阪国税局が相続税法違反罪で、大阪市中央区の寝具販売会社「日ノ本寝具」のT役員(67)=大阪府吹田市=を大阪地検に告発していたことが26日、分かった。 追徴税額は重加算税を含め約2億8800万円で、すでに修正申告したという。
T役員は自宅金庫に現金約4億8千万円や金の延べ板約3キロ(約1千万円相当)を隠していたという。 関係者によると、T役員は平成21年3月に66歳で病死した同社社長(当時)の夫から、実子3人とともに総額約11億4300万円の遺産を相続したのに、自宅金庫の現金や金の延べ板は除外。
遺産総額を約6億5100万円と過少に申告し、約9500万円しか納税しなかったとされる。 T役員は「主人が派手な遊びや無駄遣いをせずにためたので、たくさんの相続税を払いたくなかった」と話しているという。
【たくさんの相続税を払いたくなかった】
たくさんの相続税を払いたくなかった、そのお気持ちは十分に理解できます。 しかし、その方法が脱税という違法な方法だったことが大きな問題です。
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